【ネタバレ・感想】千歳くんはラムネ瓶のなか/裕夢 3巻

ラノベ

あらすじ

「おとぎ話みたいな現実だってあるんだよ。本当は、すぐ近くにね」
6月の進路相談会で顔を合わせて以来、俺と明日姉は学校でも会うようになった。
まるでデートのように出かけることも増え、俺は嬉しい反面……どこか切なさにも似た感情を抱えていた。
それがひどく身勝手なものだということも理解しながら。

明日姉は、東京にいく。物語を「編む」人になるために。
俺は、笑顔でこの人を送り出せるだろうか――。

千歳くんはラムネ瓶のなか / 裕夢 3巻【 ガガガ文庫 】

基本情報

タイトル 千歳くんはラムネ瓶のなか
作者 裕夢
イラストraemz
発売日 2020/4/17
出版社 小学館
レーベルガガガ文庫

3巻のヒロイン

3巻のヒロインは明日姉(あすねえ)こと西野 明日風です。

朔からみれば悩んでいる時に話を聞いてくれるミステリアスな年上のお姉さんです。

そんな彼女でも進路で悩む、等身大の女子高生でした。
そんな彼女を朔がどうやってサポートするかが3巻の見どころです!

明日姉はなんと、朔と子ども時代に遊んだことがある幼馴染という秘密もありました!

お姉さん+幼馴染って無敵ですね♪

千歳くんはラムネ瓶のなか / 裕夢 3巻【 ガガガ文庫 】

名言

大人にしたら一瞬で正解が見えることでも、俺たちはあれこれ悩んだり、迷ったり、苦しんだりするわけで。
結局たどり着くところはいっしょなのかもしれないですけど、その過程をすっ飛ばして正解だけを押しつけられたくはないんですよね。

千歳くんはラムネ瓶のなか / 裕夢 3巻【 ガガガ文庫 】

反抗期に関して健太の発言です。

親からすれば子どものイメージって「まだ自分が助けなければいけない存在」ですが、高校生にもなれば、ある程度は自分で考えて行動できる存在ですよね。

特に私も子どもがいるし、ついつい手助けしてしまいますが、子どもも自分なりに色々考えたり悩んだりしながら行動しているから、気をつけようと改めて考えさせられました

子どもじみてるとしても、ひとつだけ誰にも否定できない真実がある。
才能とかうんとか努力とかいろいろあるけど、夢を叶えた人は最後までそれを追いかけ続けたってことだけは、共通してると思うんだ。

なんにも難しいことはない。なれるまでやる。それが切符なんじゃないかな。
だって、夢に破れた人がいるのと同じように、夢を叶えた人がいることも現実だもん

千歳くんはラムネ瓶のなか / 裕夢 3巻【 ガガガ文庫 】

編集者になるために東京の大学に進学することを反対する父親に、明日姉が宣言した言葉です。

明日姉の父親は「編集者になるのは非常に狭い門で夢を叶えられない可能性が高い。それよりも地元で公務員になった方がよい」と伝えます。

そんな父親に対して、確かに夢を叶えられなかった人はいるけど、夢を叶えるためには追いかけ続けなければならないと強く主張します。

夢を叶えるために追いかけ続けるのって本当に難しいので、周囲の反対をひっくり返すくらいの熱量が必要ですね!!

明日姉の気持ちを確かめるため敢えて反対していた父親の愛情も素敵です!

まとめ

3巻では、父親に反対されている明日姉の進学を助けるのがメインの話になりますが、その過程で朔の過去の話も書かれます。

「千歳朔がどうして今みたいな人格が形成されたのか?」という千歳朔の物語です。

朔は小さい頃から目立つ存在で何でもできましたが、それを面白く思わない周囲から足を引っ張られたり傷つけられることが沢山ありました。

そんな周囲から自分を守るために「手が届かないくらい圧倒的な人間になればいい」と朔は思いました。

周りを助けても裏切られた経験がある朔でしたが、やっぱり人を助けたいので今みたいに口では素直になれませんが人助けをする彼になりました。

僕は不器用な方なので朔みたいな経験はありませんが、彼がされてきた「できる人間の足を引っ張る」行為っていうのは読んでて辛い気持ちになりました。

そんな朔の感情を受け止めて癒す明日姉の姉みが凄かったです♪

4巻のヒロインは陽(はる)で題材はスポーツです。
いよいよ朔が野球から離れた経緯も明らかにされると思うので、4巻も楽しみです!!

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