【感想・ネタバレ】てんまんアラカルト 1巻

マンガ

先月書いたブログで「フェルマーの料理」を紹介しましたが、面白い・料理は美味しそうで最高でした

そんな「フェルマーの料理」を生み出した小林有吾先生が過去に連載していた料理マンガの「てんまんアラカルト」を読みました。
どんだけ小林先生が好きなんだよw

実は昔うっすらと読んだ記憶はなんとなくあるのですが、あまり印象には無かったです。
そんな長い期間連載してなかったはずです。

いま改めて読み返すとどんな感想になるか僕自身も楽しみです!!

あらすじ

食材調理科に通う七瀬蒼司の料理はまるでビックリ箱!
だが、師匠と仰ぐ伝説のシェフ渋谷克洋との再会だけを夢見る蒼司は授業をサボりまくり、幼なじみの香織は呆れるばかり。
そんなある日、憧れの渋谷シェフの 娘・天満が現れて‥。
天才高校生シェフ・蒼司の運命がいま奔り出す!

1巻収録の3皿
「焼かない!?牛フィレステーキ」「究極ふわとろかき卵~白トリュフの香り」「食材が七変化!創作串揚げ」

てんまんアラカルト /小林 有吾 1巻【講談社】

基本情報

タイトルてんまんアラカルト
作者小林 有吾
発売日2012年06月15日
収録第1話~第3話
連載月刊少年マガジン
出版社講談社

「てんまんアラカルト」 1巻の見どころ

蒼司(あおし)の情熱

主人公:七瀬 蒼司(ななせ あおし)は子どもの頃に料理を教わった渋谷シェフに再開するために、料理を続けました。

周りと違う発想をする蒼司(あおし)は「学校の料理はつまらない」と悩んでいました。

そんな彼のもとに渋谷シェフの娘:天満(てんま)が「課題」を預かって現れます!

料理を楽しみ、渋谷シェフに対する真っ直ぐな憧れが眩しいです!!

引用:てんまんアラカルト /小林 有吾 1巻 第3話【講談社】

料理を口にした時の表情

料理マンガって、登場する食材・料理が美味しそうなのは当然大事なんですが、僕は個人的に食べた時のリアクションも凄く重要だと思ってます。

その点でいうと「てんまんアラカルト」は料理を食べた時の表情がとても魅力的な作品です。

本当に美味しそうで、恍惚って感じです。
こんな表情になれる料理を食べたい!

引用:てんまんアラカルト /小林 有吾 1巻 第2話【講談社】

常識にとらわれない、ビックリ箱な料理

焼かない!?牛フィレステーキ

肉料理の基本は「肉汁を逃さないために、最初に高温で表面を焼くこと」で僕でも知っているような常識です。

しかし蒼司(あおし)は焼くときに「ジュウジュウ」音が鳴るのは水分が出ているからと考えます。

そして、油に浸した肉を熱して焼かずに火を通します

そんな一口食べただけで口の中に肉汁が溢れるステーキが生まれました。

引用:てんまんアラカルト /小林 有吾 1巻 第1話【講談社】

究極ふわとろかき卵~白トリュフの香り

白トリュフをかき卵にするなんて、信じられないくらい贅沢な使いかた・・・

「ふわふわの卵が白トリュフの官能的な香りを包んで口の中でぱっと開く」って書いているだけで食べたくなってきました。

でも白トリュフって本当に貴重ですよね~

トリュフ取り扱っている店もほとんど黒トリュフですもん。

マンガ飯でもこの料理は再現難しいと思いました。でも食べたい!!

引用:てんまんアラカルト /小林 有吾 1巻 第2話【講談社】

食材が七変化!創作串揚げ

・チリソースをかけた車海老
・そば粉でフリットにした蠣
・すりおろしたレンコンを衣にしたタラ白子
・肉の部位で熱の入れ方を変えたカモ

周囲が串揚げを「パン粉の衣を付けて揚げてソースを添えて出すだけの料理」と考えてましたが、蒼司(あおし)は串揚げを「楽しすぎてレシピが何百個と湧いてくる」と最高の串揚げを作ります。

蒼司(あおし)の既成概念にとらわれない、楽しむ姿勢はとても見習いたいです。

引用:てんまんアラカルト /小林 有吾 1巻 第3話【講談社】

てんまんアラカルト を無料で読むには

いろいろ探したけど「てんまんアラカルト」を無料で読む方法は見つけられなかったです。

この作品はかなり前に連載は終了してますが、今はマガジンRでリバイバル連載しているみたいです。アニメ化されるアオアシ効果かな?

1話も試し読みできなかったのが残念、amazonだったら1話の途中まで試し読みできたので良かったらご覧ください。

まとめ

おススメ度

おススメ度:★★☆☆☆(2つ星)

おススメ度の基準です。
5つ星:心が震えて感動するくらい面白い
4つ星:人におススメできるくらい面白い
3つ星:個人的には好きで、リピート読みできるくらい面白い
2つ星:普通に面白い
1つ星:あんまり面白くない

1巻を読んだ感想

登場する料理はどれも美味しそうで、読んでるとお腹が空いてくる作品です。

ただ突飛な調理法や高級食材を使っているので再現は難しいと感じました。

物語には謎が多すぎて、ちょっと消化不良を感じました。2巻以降で少しずつでも回収してくれれば嬉しい。

個人的には「フェルマーの料理」とのリンクが面白く感じました。

いったい海(かい)に何があってこんなに変わったんだろう・・・

引用:てんまんアラカルト /小林 有吾 1巻 第3話【講談社】
   フェルマーの料理 /小林 有吾 1巻 第4話【講談社】

渋谷シェフから「不在の間に店を任せる」「娘に料理を教える」というお願いをされた蒼司(あおし)ですが、本人は前向きですが周囲は反対します。

高校3年生という将来を決める大事な時期で、蒼司(あおし)はどういう選択をするか
また2巻も読んで紹介したいと思います。

次は僕でも作れそうな料理がでればいいな・・・

僕が書いたフェルマーの料理の感想にご興味あるかたは以下のリンクがご覧ください。
フェルマーの料理 1巻
フェルマーの料理 2巻

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