明けましておめでとうございます。
最近は忙しくて、全然ブログの更新ができてませんでした(私のブログを見てくれている人はそんなにいませんが・・・)
そんな2022年の1番最初に紹介するのは小林 有吾 先生の「フェルマーの料理」です。
「フェルマーの最終定理」って中身は知らないけど、聞いたことある名称がタイトルに入っているので興味凄い惹きつけられます!タイトルの通り、「数学」×「料理」の異色のコラボです。
小林先生は今も「アオアシ」っていうサッカー漫画を連載されてて、私は大ファンですので読むしかないって感じです!!
あらすじ
「俺たちは、料理をもって神に挑む。」
フェルマーの料理 /小林 有吾 1巻【講談社】
数学者を志すも、その道に挫折した高校生・北田 岳(きただ がく)。
夢を失い、学食のアルバイトで無為な日々を過ごす彼に、謎の若き天才シェフ・朝倉 海(あさくら かい)との運命的な出会いは、突然訪れる――。
2人がめぐり逢い、「数学」と「料理」が交わる時、未知の世界への扉が開く!!
基本情報
タイトル | フェルマーの料理 |
作者 | 小林 有吾 |
発売日 | 2019年06月28日 |
収録 | 第1話~第4話 |
連載 | 月刊少年マガジン(不定期連載) |
出版社 | 講談社 |
「フェルマーの料理 1巻」の見どころ
運命の出会い

物語は数学者を目指していた岳(がく)の挫折から始まります。
失意の中、岳(がく)は食堂でアルバイトをすることになります。
賄いでナポリタンを作っていると、そこに不審者が乱入!!
岳(がく)のナポリタンを食べた後に一言 「何度?」
岳(がく)の45℃という答えに満足して男は立ち去りました。
引用:フェルマーの料理 /小林 有吾 1巻 第1話【講談社】

食堂で出会った不審者はなんと1つ星レストランのオーナーシェフ:朝倉 海でした。
数学オリンピックに出れずに退学の危機に陥ってた岳(がく)に挽回のチャンスを演出します。
そして自分の料理で退学を免れた岳(がく)に
「お前の数学的思考は料理のためにある」と伝えます。
ここから2人の料理×数学の物語が始まります。
引用:フェルマーの料理 /小林 有吾 1巻 第2話【講談社】
料理への数学的アプローチ

数学者を目指していた岳(がく)は
「料理の出来上がり」を答えとして、そこから逆算して式(レシピ)を考える
ことが得意です。
食材の旨味成分を全部ホワイトボードに書き出してレシピを考えるなんて今までの料理マンガには無かったアプローチだと思います。
そして、そこから生み出される料理が本当に美味しそうで自分でも作りたくなりました。
引用:フェルマーの料理 /小林 有吾 1巻 第4話【講談社】
数学的思考から生み出された料理
ナポリタン

見た目は普通のナポリタンですが、普通とは違う工夫が散りばめられています。
誰もが食べたことがあるナポリタンですけど、工夫次第で今まで食べたことない味になるんだと感じました。
・フライパンの面に直接ケチャップをかけて、芳醇なトマトの香りを生み出す
・カリッと炒めた食材を引き立てるため、パスタを長めにゆでた後、ワインビネガーとマヨネーズでマリネする
引用:フェルマーの料理 /小林 有吾 1巻 第2話【講談社】
レシピ
ナポリタンを実際に作ってみたので、作り方を紹介します。
普通に作るナポリタンよりも味がまろやかになって美味しいです!
1皿をあっという間に感触しちゃいました♪
簡単に作れるので本当におススメです!!
作っている動画をyoutubeにアップしているので参考にしてください!
★材料
(1人前)
パスタ 100g
玉ねぎ 1/4個(家の玉ねぎは小さかったので1/2個)
ウィンナー 3本
ピーマン 1/2個
ケチャップ 大さじ3.5(63g)
ワインビネガー 大さじ0.5(2.5g)●酢でも代用可能
マヨネーズ 大さじ1(12g)
水 1000ml(1L)
塩 20g
★作り方
①お鍋に水を入れて塩を入れて塩分濃度を2%にします【水1000mlに対して20g】
沸騰したらパスタを入れて既定の時間+2分茹でます
②パスタを冷水で流してボウルに入れて合わせ調味料と混ぜ合わせたら、
ラップをして冷蔵庫で材料が炒め終わるまで寝かせます(10分程度)
③ピーマン細切り、ウィンナー斜めに輪切り、玉ねぎ細切りにしたら
フライパンにオリーブオイルを入れて温めて、
カットした具材を玉ねぎ、ウィンナー、ピーマンの順番で入れて炒めます
④カリッと焦げめがついてきたらフライパンの端に寄せて、
空いてるスペースにケチャップを入れて焼き、具材と絡めます
⑤さらに寝かせていたパスタを入れて炒めたらお皿に盛り付け完成です
レシピ動画
甘鯛のポワレ 干し貝柱と生ハムの"お茶漬け"

この料理のコンセプトは旨味の相乗効果。
甘鯛のイノシン酸・生ハムのグルタミン酸の旨味が掛け合わせた1皿です。
2つの食材を貝柱のスープとご飯が結びつけてます!
ナポリタンと同じく、お茶漬けという身近にある料理に新しい価値を付与した料理です。
引用:フェルマーの料理 /小林 有吾 1巻 第4話【講談社】
フェルマーって誰?

皆さんは「フェルマーの最終定理」って聞いたことがありますか?
私は名前だけは聞いたことあるんですが内容は全然知りませんでした。なので、「フェルマーの料理」を読んで興味がでたので調べてみました。
フェルマーは17世紀のフランスにいた数学者です。
そんなフェルマーの死後に見つかって300年間誰も解けなかった数学会の超難問が「フェルマーの最終定理」と呼ばれています。
SNSでの感想まとめ
私だけの感想だと、本当におもしろいか判断つかないと思うので
Twitterでの「フェルマーの料理」の感想も参考にしてください。
フェルマーの料理を無料で読むには
ここまでブログを読んで頂いて「フェルマーの料理」の料理に興味がでたかたに朗報です!
最初の数話だったら講談社の「マガポケ」で読むことが可能です。
良かったらこちらからご覧ください!!
まとめ
おススメ度
おススメ度:★★★★☆(4つ星)
おススメ度の基準です。
5つ星:心が震えて感動するくらい面白い
4つ星:人におススメできるくらい面白い
3つ星:個人的には好きで、リピート読みできるくらい面白い
2つ星:普通に面白い
1つ星:あんまり面白くない
1巻を読んだ感想

読み終わって最初に思ったのは「美味しそうな料理を作ってみたい」でした♪
アオアシの時も思ったけど、小林 有吾 先生は料理・食べる表情が本当に美味しそうに見えます。
それだけでなく1つの道を極める人間に必要なある種の狂気に読んでて引き込まれました。
今は好奇心に近い衝動で料理の世界に足を踏み入れた岳(がく)ですが、
「料理を以て神に挑む」という海(かい)に何処まで着いていけるか今後が楽しみです。
引用:フェルマーの料理 /小林 有吾 1巻 第4話【講談社】
この作品は月刊マガジンで不定期連載なので、なかなか発売されないのが難点です。
ただアオアシも面白いのでしっかり書いて欲しいから悩ましい。
今のところは2巻まで発売されているので、すぐ読みます!!
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